イベント情報(2014/11/1) 
代表が4代目に引き継がれました!活動の幅を広げて積極的に活動していきたいと思います!
今後ともよろしくお願いします!!

2010年8月23日月曜日

奥多摩の有害駆除を見学してきました2

先日(22日)、再び奥多摩でのシカ有害駆除を見学してきました。
今回はかなり奥、雲取山に近いあたりでの巻き狩りでした。
日曜日だったせいか、ハンターさんの人数が前回よりも多く、20人くらいいました。
これまで二回で感じた、夏の巻狩りについての印象としては、
「暑い」「犬バテる」「虫多い」
ですね。

犬は汗をかかない?ので、人間よりもはるかに暑さに弱いとか。
地面を掘り返して冷たいところを作っては、おなかを当てて涼んでいたのが印象的でした。
そのくせ、水をあげても人間ほとガブガブ飲まないのです。

今回は、一頭のシカは早々に止めたのですが、二頭目以降はなかなか出ません。
奥多摩町のお願いで、調査をかねてこの地に捕獲圧をかけたそうですが、
「この時期にここにはいないんだよ。秋になれば来るけど」と言っていました。

昼近くになり、やっとまた一頭、鳴き起こすことに成功しました。
しかし、この暑さのなかを半日歩いたことで犬はバテていたらしく、追い鳴きの声は30分ほどで止んでしまいました。
が、その30分後、犬は再びシカに追いつき、吼えてその場に留めていたのです。
シカも夏バテしていたのでしょうか。

そうと知らないハンターさんは、犬同士がケンカしていると勘違いし、少し放置。
連日の出動で、シカばかりを相手にしなければならず、ハンターさんも食傷気味だったのでしょう。
というわけで、ついにシカを逃がしてしまい、その日の猟は終了。

一年中、有害駆除を行っているにも関わらず、シカを減らしきれない理由を垣間見た気がします。
奥多摩支部の皆様、お疲れ様でした。
脂多めのシカ肉を、ありがとうございます。

2010年8月12日木曜日

奥多摩の有害駆除を見学してきました。

先日、部員5人とともに奥多摩のシカ有害駆除を見学してきました。
僕は丹沢や伊豆の巻き狩りを見学(参加)したことがありますが、
それに比べると奥多摩の地形は急峻ですね。
植生はほとんど人工林で、地面には枝葉が積もっていて、これも特殊な感じがしました。

ハンターさんもそれに慣れていて、山登りをやっている僕でさえ躊躇するトラバースをガンガンやっていました。
結局今回は、一頭のみの捕獲でした。
週に二回ずつ、年中有害駆除をかけているので、獣たちもスレにスレている感があります。
カモシカやクマによって猟犬がかく乱されるのも厄介でした。
猟師さん達は人数もいて、まだまだ元気で、全体としてなんだか東京らしい「激戦区」の様相を呈しています。

僕は勢子について歩き回っていましたが、他の部員はタツと一緒に待っていました。
初めてのことならドキドキするでしょうが、銃も無線も持たずタツのそばでじっとしているのも飽きそうですね。
もっと狩猟をやってみたいと思ってもらうためにも、もう少し刺激的な「獣とのやりとり」を見せられないものかな、とも思います。
足の強い子には勢子についてもらった方が、楽しいでしょうね。

解体も見られたし、肉や毛皮もいただけたので、とりあえず良しとします。
毛皮はナメして学園祭で販売しますよ!
今月もう一度、見学に行く予定です。